説明できる?シャンパンとスパークリングワインの違いについて

シャンパンとスパークリングワインの違いについて

ワインといえば赤ワインや白ワインを思い浮かべる人も多いと思いますが、“スパークリングワイン”も忘れるわけにはいきません。ただ、日本人は特にこのスパークリングワインを「シャンパン」と呼ぶ人が多い傾向があります。でも実は、この両者は全く同じものというわけではないのです。

シャンパンとスパークリングワインはどう異なるのか、これについて説明しましょう。知っておくだけでも恥をかかずに済むはずです。

シャンパンはスパークリングワインのカテゴリの一つ

シャンパンとスパークリングワインは全く同じものというわけではないと述べましたが、全く違うものというわけでもありません。ここがこの両者の違いをわかりづらくしている部分です。

ワインを赤ワインや白ワインなどに分類した時、発泡性を持つ炭酸系のワインのことを“スパークリングワイン”と呼びます。このスパークリングワインをいくつかのカテゴリに細分化したとき、そのカテゴリの中の一つに「シャンパン」があるのです。

スパークリングワインには他にもスプマンテ、アスティ、プロセッコ、カバ、ゼクトなどの種類が存在しており、シャンパンはそうした数ある種類の中の一つに過ぎないということになります。
ただ、他のカテゴリよりも圧倒的に知名度があり人気も高いため、日本では特に発泡性のワインのことをシャンパンと表現してしまう人が多いようです。

シャンパンであれば、ラベルに必ずそう記載されています。もし記載が見つからなければ、それ以外のスパークリングワインであると判断しましょう。

シャンパンと認められるお酒について

シャンパンとは、そもそもどのようなワインのことをいうのでしょうか。その定義も気になるところだと思います。

シャンパンとして出荷することを認められるためには、いくつもの条件を満たしていなければいけません。その条件をまとめてみましょう。

  • フランスのシャンパーニュ地方で栽培・収穫されたブドウが使われていること
  • ピノ・ノワールやシャルドネなど決められたブドウ品種のいずれかが使われていること
  • シャンパーニュ地方で生産されていること
  • 瓶内二次発酵方式を用いて造られていること
  • 15ヶ月以上熟成させること

これらの条件をすべて満たして、はじめて「シャンパン」と認められます。

例えば、決められたブドウ品種が使われており、瓶内二次発酵方式で作られていたとしても、そのブドウがシャンパーニュ地方で栽培・収穫されたものでなければ、それはシャンパンとは呼べません。味がほぼ同じでも別の名称で呼ぶか、もしくはシャンパンと同じレベルのスパークリングワインという位置付けとなります。

スペインのカバはシャンパンと同じ製法で作られ、かつてはシャンパンと呼ばれていました。しかしシャンパンを生産するワイナリーなどから抗議があり、カバと名乗るようなったという経緯があります。

とても厳しい規制やルールのもとで作られているものがシャンパンであり、ただの種類やカテゴリというよりも、もはや一つの称号のようなものと言ってもいいのかもしれません。全てはシャンパンの品質とブランドを守るためです。

まとめ

  • シャンパンとスパークリングワインは全く同じものを指すわけではなく、実は違いがあります
  • シャンパンはスパークリングワインの数あるカテゴリの中の一つです
  • 決められたブドウ品種や生産地、製法などの条件を満たしていなければシャンパンと呼ぶことはできません
  • 一つでも条件を満たしていなければシャンパンと名乗ることは許されておらず、徹底して品質とブランドが管理されています

ワインの賞味期限についてのことを書いてみましたので、ぜひご一緒にチェックしてみてくださいね。